Software Design で SQL をテーマにした記事を執筆しました

こんにちは、 SQL をあれやこれやしているヒト 森藤です。

掲題のとおりですが Software Design 12月号 「なにかと使えるSQL」の第4章 分析SQLの実例 を執筆しました。

gihyo.jp

書籍やネットでも、機能としての紹介はされているもののあまり具体的な事例としてはなかなか見あたらない集計関数を使った時系列処理などを紹介させていただきました。 また、弊社では BI ツールとして Redash を使っているのですが、 Common Table Expression (いわゆる WITH 句) と合わせて利用し、 CTE 自体を最後の SELECT 文でのテーブルとして選択して集計を書けることで、デバッグやレポート用のクエリを書く上でありがちなトラブルにどう立ち向かっているかなどを紹介させていただきました。

SQL の事例としては

  1. 画面遷移を集計する SQL
  2. Redash クエリパラメタを利用した SQL デバッグの方法
  3. 連続視聴週数の計算

を取り上げました。

ある期間における利用週数や利用日数を求めることは COUNT(DISTINCT DATE(created_at))COUNT(DISTINCT TIMESTAMP_TRUNC(created_at, WEEK(MONDAY), "Asia/Tokyo")) などとするだけで難しくはないですが、「連続」利用とするとひと手間が必要になり、日頃 SQL パズルを解いている方でも「ん?」となってしまうこともあるのではないでしょうか

上記のような集計関数をゴリゴリと使う集計にご興味があればお手にとっていただければ幸いです。

技術評論社様、このような機会をいただき心から感謝しております。

最後に

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